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裁判所

戦後郡町村会では、大正二年に廃止された花輪区裁判所の復活を図っていたが、二二年四月裁

判所法公布により、花輪町に簡易裁判所が設置されることとなった。しかし、庁舎設備が整わ

なかったため旧登記所跡に開庁したのは二三年八月一日であった。これにあわせて花輪区検察庁も同日をもって

業務を開始した。開庁時の判事、検事は次のとおりである(

鹿角時報、二三

八・一一付

)。

花輪簡易裁判所判事羽田実、柴田圓次郎

花輪区検察庁検事阿部啓

その後、二六年一月には秋田家庭裁判所花輪出張所も設置され、五四年四月鹿角簡易裁判所・秋田家庭裁判所

川原

鹿角出張所と改称された。なお庁舎は二六年一月下花輪

)に建てられ、平成二年二月さらに下中島に新築

移転している。

簡易裁判所は小額軽微な訴訟を取り扱う第一審裁判所であり、また家庭裁判所では家事審判法に基づく審判や

調停、少年法に定める事件を取り扱うものの、鹿角出張所では少年法関係は取り扱われていない。

なお、戦前大館区裁判所花輪出張所で扱われていた不動産登記等は、秋田地方法務局大館支局花輪出張所で行

うこととなった。