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(1)予想以上に鹿角一円で利用されており、経済活動上また市民生活上の利便性は高い。(2)経済上はプラスとマイ

ナス双方に影響を与えている。(3)マイナス面では、小売業が最も大きく、売上げがダウンしている店舗が一五・六%

に達している。全線開通した場合、小売業では「悪くなる」の回答が五二%にも達する。観光関連事業にしても、通過

の観光に拍車がかかることを懸念している。(4)プラス面では、「マインランド尾去沢」を筆頭に観光客の増加が見ら

れる。建設業では積極的に盛岡方面に進出している。(5)対策については実施したが六・四%、検討中が二五・六%で

ある。全線開通を控え、今一歩対応が遅れている。行政等においては、要望の多かった「観光事業の振興」、「道路網の

整備拡充」、「企業誘致」および「商店街の近代化・活性化」などの具体化を進め、活力ある地域社会をつくっていく必

要があろう。

とまとめている。高速道路開通への対応の遅れは、このアンケートの要望に現われている通りである。

〓六年一〇月には十和田・碇ケ関間の工事に着工し、六一年七月三〇日に開通し、これにより東北自動車道〓

線が開通した。また、六〇年三月には東北新幹線が、上野駅まで乗り入れている。秋田県内では鹿角がいち早く

高速交通網の整備によって、その恩恵を受けることになった。

小坂町には陳情によりインターチェンジが開設されることになり、六三年一〇月二日着工、平成二年一〇月

二日に開通し、樹海ラインに接続する十和田観光の新しい玄関口となった。鹿角八幡平インターの開通以来、現

在まで個々のインターを出入りする車輛に若干の増減はあるものの、全体としては増加の傾向をたどっている。