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二四年に簡易郵便局法が制定された。これは郵政窓口を比較的辺鄙な地方まで広め、地域住民が簡便にこれを

利用できるようにすることを目的に創始されたもので、地方公共団体等を受託者として事務開始をした。鹿角で

は七滝簡易郵便局が二五年八月一日に当時の七滝村役場内に設けられた。その後の制度改正で民間人にも開設受

託条件が広がったことにより、三八年五月一日に八幡平地区夏井に長井田簡易郵便局、同年八月一日に花輪六日

町に上花輪簡易郵便局、四九年六月一〇日に八幡平坂比平に水沢簡易郵便局が開設された。これら簡易郵便局の

業務内容は取扱をしない業務の個別契約はあるが、いわゆる郵便局の窓口としての機能はほぼ同じであった。

高度経済成長期に入ると世はまさに大量時代になり、流通も輸送もスピード処理が問われるようになった。郵

便の速達制度は昭和一二年に全国的な施行が始まったが、速達郵便を速達として配達する区域は「郵便局から郵

政省の定める路程による陸路四キロメートル以内の場所」と定められていたため、鹿角でもかなりの地域が「凍

達区域外」であった。この路程が四二年に六キロメートルまで拡大され、四六年には八キロメートルまでになっ

たが、それでも未だはみ出す地域があった。六一年に至って交通困難等の前述・郵便規則八五条適用地を除く地

域を速達配達区としたため、鹿角もほぼ全域がカバーされることになった

四三年に郵便物の送達・区分の効率化と、差出人が住所の記載を簡略化できるの両面をメリットに郵便番号制

度が施行された。

四〇年代に郵便の日曜配達休止が実施される。それまでは「郵便に休みなし」で交替制勤務により通常郵便・

小包とも日曜日にも配達していたが、職員の労働条件の改善が世論の支持を得られる状況になり、試行局の拡大

『東北郵政

方式で実施されていった。東北では四〇年から始まり四四年三月九日に花輪局、一一月一六日大館局

のあゆみ』