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これより先、市内大湯に選鉱場を設けていた鉛山鉱山も、鉱量枯渇のため六〇年九月に閉山した。かって鉱山
王国といわれた鹿角市であったが、花輪鉱山の閉山を最後に出鉱鉱山は皆無となった。いずれもその原因は、生
産コストにみあう高品位鉱床の払底と国際的な円高に伴う採算性の悪化によるものであった。
電力
市内の発電所は、同和、三菱の鉱業系自家発電所、東北電力湯瀬発電所のほか、県営発電所と
一、五〇〇
して柴平、八幡平第一に次ぎ昭和六〇年七月トロコ沢に八幡平第二発電所一
)が完成
キロワット
した。
新たなエネルギー源として地熱利用発電が注目されるなかで、四九年六月から八幡平大沼に三菱金属鉱業株式
会社が一万キロワットの能力をもつ大沼地熱発電所の操業に入った。現在三菱マテリアルとなって出力九、五〇
○キロワットを全量同社秋田製錬所に供給している。また東北電力と三菱マテリアルの建設計画による澄川地熱
発電所は、五六年からボーリング調査を続け、平成元年に深さ二、五〇〇メートルと一、五〇〇メートルの調査
弁を掘削し、同三年には環境影響調査書の地元縦覧と住民説明会が行われた。完成ののちの発電出力は東北最大
の五万キロワットとなる予定である。
四、観光開発
観光基盤の整備
国立公園、温泉郷など北東北屈指の観光資源に恵まれ、東北自動車道、新幹線による高凍
交通体系にいち早く組み入れられた鹿角市はその好条件を生かす為に多くの努力がはらわ