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明治大正昭和を生きて一銭の焼餅に如く醍醐味知らず高谷愛二郎
屑焼きの煙の匂ひそこはかと春は来しなりにら萌え揃ふ小笠原草穂
苟薬は咲き極りて乱れつつなほ香を放つ黒き花がめ安倍〓
安倍操
横
五〇年一一月、第一回鹿角市短歌大会、講師は海輪美代司
以来、文化祭行事として毎年開催となる。
手
五二年六月、銀龍草出版記念、桜田義雄追悼歌会を催す。桜田義雄は花輪短歌会の最長老、昭和初年から活躍
し、永年に亘って世話役に徹してきた短歌会の恩人であった。
五二年一一月、鹿角市短歌大会の講師は扇畑利枝、のちの五七年大会も扇畑利枝が講師を勤めている。
花輪短歌会は以後、昭和から平成に改元されてからも毎月の定例歌会と年一度の文化祭短歌会を欠かすことな
く開催してきた。
毎月の例会は奈良東一郎、阿部寿子、大里葉子、千葉のりの他に、斎藤常夫、兎沢八重子、関昌子、根市きよ、
佐藤厚子、中島美代子、関綾子、高瀬タツを常連とする。
あたたかき石に憇ひて離り住む子等思ひ居りとりとめもなく高瀬タツ
人のみな迎うる老よ夕茜燃ゆるがごとき老となさむよ関綾ヱ
「アララギ」に奈良、阿部、大里、千葉が属し、仙台の「群山」には奈良と阿部、「北海道アララギ」に阿部、
大里、千葉とそれぞれが活躍している。
十和田短歌会
十和田短歌会の発足については、会歌集「蔦」第一号の「あとがき」に第一回の短歌会は昭
和四二年五月であったと記されている。