テキストを表示
一、不定の地年期を定割替いたし来候向、其向後持主相定可申事。
一、田畑勝手作義既ニ去年辛未八月御指許有之儀ニて、漸ニ米作を減
し桑茶漆土地ニ相應する物品、或ハ牛馬羊豕の物畜等常々心かけ、充
分産物繁殖の方法可相立事。
但近々外国ヨリ草木禽獣類勧農寮江相集候上分配ノ試験可致筈)
付、有志の者ハ其筋江可願出事。
御布告弐拾弐通
今般管内渡船場賃銭改正致、士民公私之指別なく当十月十五日より
可受取旨向々江申渡候条、此旨可相心得事。
壬申十月秋田縣
人馬継立之陸運會社或は人馬継立所之鑑札不申受者は、自〓之継立
不相成候事。
但自分賣等持前ニ而徃来之者ハ、其所或は近傍之會社継立之内ト
り見済印鑑を請、徃来可致事。
秋田縣
壬申十月秋田縣
先般発行之新紙幣之内五圓札百枚押印中紛失ニ付捜索ニ候条、別紙
明細書之通相心得日常交換之際各注意せシメ、見当候節は其人名宿
所精細ニ相記、速ニ其筋江届出可申。萬一乍心得隠置後日致発露候
ハヽ厳科可被處候間、各管轄内不洩様可相達事。
壬申九月太政官
紛失紙幣明細書
〓四〇リ
百枚裏面大蔵郷之一印朱
一、五圓札記号はり番号
〇五〇〇マデ
肉右押印有之朱肉表面明治通宝青肉同出納頭割印緑肉表面
記録同右三印押印無之。
但本文各印共精良之肉を用押印せシメる二付、湯水洗候共決而消
滅スル事ナシ。贋制之肉は若シ真贋不分明之札は、前文之通試
験之ため湯水を用、指頭ニ而磨擦スレハ必ラス判然たるべし。
又記号はりの二字を或はほり等ニ変尽せシものハ無論贋制と心
得へく、素より五圓札ハ記号無之事。新貨幣御発行ニ付去未+
二月旧銅貨定價被仰出候所、猶今般旧鉄銭之價位当分左之通被
相定候条、其旨相心得新紙幣井ニ金札共取交聊無差支可致通用
事。
壬申九月太政官
旧鉄銭
精鉄銭と唱る
四文銭なり
寛□永
簗銭と唱る
寛□永
四千枚を以新貨五拾銭ニ換る。八百枚を以
銭ニ替。八拾枚を以一銭ニ換る。餘は右)
准通用
八千枚を以新貨五十銭ニ換。千六百枚を〓
壱文銭なり
十銭替百六十枚を以壱銭換。余は右ニ准し
右は新貨幣比較ニよりて之を定む。尤も鉄銭一銭或は一種両種を併
せ一口のトリヤリニ新貨五拾銭ノ字を限り用フヘシ。
但新貨五拾銭之高を越れはコレヲ拒ムノ権アルヘシ。然れとも相
互二便宜ニよりて取遣りスル時、右制限ニ拘ハラス勝手たるべし。
右之通相定候事。
壬申九月
秋田旧藩之頃通用銭巨細書有之候得共、当町江は右金銭通用居不申