自然遺産.9 島松川沿いの道

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 道道江別恵庭線を南に走り恵庭市との境界にある島松川橋の手前を右折すると細い砂利道があり、旧島松駅逓所まで続いています。そこは樹林と川に挟まれた細い道で、静かな自然散策にとても良い場所です。川ではカワセミ、秋にはサクラマスやサケがみられます。
 

駅逓所近くの島松沢橋から上流を観る
 
 アイヌの砦であったとされる史跡「島松川左岸のチャシ」はこの島松川沿いに発見されました。島松という地名の語源となった「シママップ」とはアイヌの言葉で「岩石のあるところ」という意味です。その名のとおり、今でも島松沢付近では島松軟石の露頭がみえ、昭和30年頃まで続いた採掘場の跡があります。
 

歴史遺産である島松川沿いの「島松川左岸チャシ跡」
 
【注意しましょう】
 冬期は通り抜けできません。
 チャシ付近は私有地内になりますので、立ち入りはできません。