・特別鳥獣保護地区 アオサギ営巣地
・野幌鳥獣保護区(道有地)
鳥獣保護区は、野生鳥獣の保護・繁殖を図るため、植生・地形が鳥獣の生息に適し、かつ鳥獣の生息密度の高い地域やタンチョウなどの特定鳥獣の生息域などが保護区となっています。この鳥獣保護区のうち、鳥獣の保護・繁殖のために特に必要な区域は特別保護地区に指定されています。この区域は、いずれも野幌森林公園内で、北広島では西の里の一部に指定されています。
かつて、北広島の北端、野幌国有林の一部(56林班)にアオサギの集団繁殖地(コロニー)があったことから、野幌鳥獣護区の特別保護地区に指定されました。平成9年春、アオサギはこのコロニーを放棄してしまいました。現在でも、輪厚川や島松川沿いの水田などではドジョウやカエルを捕えるアオサギの姿を見ることができます。北広島での新たな繁殖確認が期待されます。
アオサギ
サギ科
全長1mほど。青みがかった灰色の羽毛で被われている。川、沼、水田などに生息する