道営北広島団地の計画は、昭和44年3月に字富ヶ岡、広島、中の沢の地域に、収容人口3万1千人、収容戸数約8千戸を基本計画として策定されました。真駒内、大麻団地に続き、3つ目の道営団地でした。開発の第一の目的は、過密化傾向の札幌圏の人口・産業の計画的措置ではあるものの、単なるベットタウンではなく、団地周辺の既成市街地を含めまちづくりの核となるよう計画されました。区域内の樹木は、積極的に公園や緑地等に保存し、現地形を生かした配置となりました。これにより、緑豊かな自然環境にとけ込んだ住宅団地になっています。
昭和55年当時の北広島団地
竹山の方から団地地区を見る。