
ウィリアム・スミス・クラーク(1826-1886)
明治10年(1877)4月16日、任期満了のクラークは職員や学生たちと札幌を後にし、約20km離れた島松(現在の北広島市島松)に到着。別れの時がきて馬上の人となったクラークは、教え子たちに向かい「ボーイズ、ビー、アンビシャス(青年よ、大志を懐け)」と叫ぶと馬に鞭を振い、米国への帰途につきました。
クラークが築いた札幌農学校の基礎とフロンティア精神は、後輩に継承されて北海道の農業・土木・医療などの発展に大きく貢献。「大志を懐け」の言葉は皆に勇気を与え、今日の日本を築いてきたといえます。

北広島市のカントリーサイン