図2-14 山王窪付近の地形 凡例は第19図と同じ。A-Dは第22図の位置で、①は柱状図の位置 |
地質を明らかにする地質柱状図は、二つの窪地の間に一つあるだけである(図2-15)。それによると、武蔵野砂礫層の上位で関東ローム層との間に層厚約七〇センチ砂質粘土層が挟まれ、関東ローム層の基部の約一・六メートルは硬質である。地下水面は、降水が多い平成二二年一一月には地表面より約一一・五メートル深かったが、降水が少ない平成二三年四月には一一月よりさらに約三・五メートル深い位置であった。天神窪とは異なり、地下水堆は見られない。
図2-15 山王窪付近の地形・地質断面図 A-Dの断面の位置は第21図を参照。①は地質柱状図の位置 |