鷹の台駅北方にある窪

41 ~ 41 / 881ページ
 この浅皿状窪地の底面は、東西に細長い卵形であるが、西武国分寺線より東側は鉄道の敷設などで埋め立てられている(図2-16)。かつての底面は、南北約一〇〇メートル、東西約一六〇メートルの大きさであったと推定される。周辺台地面からの深さは、鉄道付近で約二・五メートル、西側では約一・五メートルである。地質柱状図(図2-17)によると、武蔵野砂礫層の層厚は約一二メートルで、その上位は粘土層を挟むことなく、層厚八から八・五メートルの関東ローム層である。関東ローム層の基底部が約一メートル窪んでいるが、地表面の浅皿状窪地は一・五から二・五メートルも窪んでいるので、二つの窪みは関係が無いと考えられる。地下水面は、降水が多い平成二二年一一月には地表面より約一三・五メートル深かったが、降水が少ない平成二三年四月には一一月よりさらに約三・三メートル深い位置にある。ここでも地下水堆(ちかすいたい)は形成されていない。

図2-16 鷹の台駅北方の窪地
凡例は第19図と同じ。A-Bは第29図の位置で、①~④は柱状図の位置


図2-17 鷹の台駅北方の窪地
凡例は第20図と同じ。A-Bは第23図に示した断面図の位置。①~④は柱状図の位置