浅皿状窪地の水害

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 梅雨の長雨、台風の通過に伴う豪雨、あるいは前線の通過に伴う大雨の時、河川が氾濫し、あるいは水道(みずみち)の形成によって浸水被害が発生する現象を内水氾濫(ないすいはんらん)と称する。記録によると、上述した浅皿状窪地では昭和一三年七月五日・同二〇年一〇月二三日・同二九年九月二七日・同三四年九月二八日・同三五年九月二五日などに、繰り返して浸水・冠水して被害を発生させている。『小平町誌』には、当時の状況が細かく記録されている。