②本調査【報告書39】

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 予備調査の結果を受けて平成四年六月一五日から一〇月一七日まで、原因者である国栄建設株式会社の負担により、小平市遺跡調査会によって本調査が実施された。約八二一m2に及ぶ調査は、工事により掘削される範囲の全面をⅣ層下位からⅩ層上位まで掘り下げた。調査の結果、遺構としてはⅢ層からⅣ層下位にかけて石器ユニットや礫群が発見され、遺物はⅠ層からⅤ層の各層から出土しているが、Ⅲ層に良好な遺物がまとまって見られた。出土状況から農林中央金庫研修所内に入り込む埋没谷(まいぼつだに)の存在をうかがわせるものであった[図1-18]。
図1-18
図1-18 鈴木遺跡国栄マンション地点