図4-2 花小金井南遺跡 5グリッドの様相 |
石器ブロック
4トレンチの拡張部東寄りのⅣ層上部から発見された石器ブロック。散漫に分布する石器四点からなるが、このほか耕作土中より発見された一点の剥片もこれに含まれていたと思われ、合計五点の石器からなる可能性がある。器種組成はスクレイパー一点、石核二点、剥片二点で、石材・母岩はすべて異なっている。
4トレンチの拡張部東寄りのⅣ層上部から発見された石器ブロック。散漫に分布する石器四点からなるが、このほか耕作土中より発見された一点の剥片もこれに含まれていたと思われ、合計五点の石器からなる可能性がある。器種組成はスクレイパー一点、石核二点、剥片二点で、石材・母岩はすべて異なっている。
礫群
4トレンチのⅣ層上位から発見された。一九点の礫(れき)からなる。前記石器ブロックより南に中心部を有する。比較的大形の礫から構成され、水平方向の接合がある。
4トレンチのⅣ層上位から発見された。一九点の礫(れき)からなる。前記石器ブロックより南に中心部を有する。比較的大形の礫から構成され、水平方向の接合がある。
焼土分布
4トレンチ拡張部の東半のⅣ層上面に赤化した焼土の分布する不整形の範囲が確認された。石器ブロックと重複する広がりを示すが、詳細は本調査に委ねることとして埋め戻した。
4トレンチ拡張部の東半のⅣ層上面に赤化した焼土の分布する不整形の範囲が確認された。石器ブロックと重複する広がりを示すが、詳細は本調査に委ねることとして埋め戻した。