⑧花火

312 ~ 313 / 868ページ
 鷹場内の花火も規制されている。天保一二年一一月、鷹場預り案内の當麻弥左衛門は下保谷村の鳥見陣屋にあてて、當麻が管轄する田無村の鎮守の前の原で花火を上げるために、さまざま調査したが問題ないと報告している。花火が鳥の居つきにかかわるための見分と思われるが、鷹場規制は、村民の娯楽にもかかわっていたのである。