凡例

1 『小平市史』は、地理・考古・民俗編、近世編、近現代編で構成し、近現代編は明治維新から現在までをあつかった。
2 本文の字体は、原則として常用漢字および現代仮名遣いを用いたが、固有名詞や専門用語はこれによらないものもある。なお、難解な漢字、専門用語、地名などには、適宜ふりがなをつけた。
3 本文の数字は原則として漢数字を用い、小数点は「・」で表記した。図表の数字は原則として算用数字を使用した。
4 年号は原則として西暦を用い、適宜(  )内に和暦を併記した。
5 地名、官公庁とその関係諸機関、地方自治体の部課局名などは、原則としてその時代に呼称されていた名称を用いた。なお地名については、適宜(  )内に現在の名称を示した。
6 本文中に史資料を引用する際、引用文が短い場合「  」で示し、長い場合は二字下げとした。
7 史資料の引用文は、読みやすくするために、句読点や並列点を適宜補い、明らかな誤記・誤字は訂正し、脱字は補った。ルビおよび強調のための傍点などは省略した。史資料を省略した個所には〔前略〕〔中略〕〔後略〕を付し、編者が加えた注記には〔  〕をつけた。
8 史資料の出典名は、本文中に(  )で表示した。
9 本文の記述にあたり、多くの文献や研究成果を参考にした。市民を対象とする自治体史の性格上、本文中の出典名の記載は、史資料を引用した場合などに限り、参考文献は巻末に一覧を付した。
10 出典名のなかで、『小平市史料集 近現代編』(小平市史編さん委員会編集、小平市企画政策部発行)は近現代編史料集、『小平市史料集』(小平市中央図書館編集、小平市教育委員会発行)は小平市史料集と略記した。集名、頁数、史料番号は、次のように表記した。
 ・『小平市史料集 近現代編』第一集、九九九頁
                      → 近現代編史料集① 九九九頁
 ・『小平市史料集 近現代編』第三集、史料九九九
                      → 近現代編史料集③ No.九九九
 ・『小平市史料集』第三〇巻、史料九九九
                      → 小平市史料集30  No.九九九

11 図・表写真は、各章ごとに通し番号をつけた。
12 本文中の敬称は省略した。
13 本編の資料提供者・協力者は、巻末に一覧を示した。
14 史資料のなかや過去の時代には、現在の社会通念上、差別的な用語や不適切な表現が用いられている場合がある。また、現在は呼称が変更されている用語もある。これらについては、当時の社会的認識を示す歴史的用語としてそのまま掲載した。もとより、こうした差別の理解をつうじて、その抜本的な解消を願うためである。