口絵 | ||
序 | ||
凡例 | ||
目次 | ||
近現代編を手にとる方々へ | …………… | 1 |
小平の近現代の歴史とは? 近現代編の編さん方針と編さん過程 近現代編の構成 近現代編を読む際に前もって知っておいてほしいこと 小平の近現代史に影響を与えた三つの要因――「開発」「改良」「福祉」 「くらし」の視点をいっそう深めるために 東日本大震災後の自治体史 市制施行五〇周年に地域の歴史を振り返る | ||
第一章 村の維新 | ||
第一節 七か村の維新と地域の枠組み | …………… | 25 |
1 明治維新と村役人 | …………… | 25 |
村の御一新 維新期の小平の村々 韮山県と品川県の設置 御門訴事件の勃発 戸籍法と村役人制度の廃止 | ||
2 明治政府の地域編成と地域の結びつき | …………… | 35 |
大区小区制と村用掛・代議人 九小区会所のようす 郡区町村編制法 村会の結成 地域の枠組みの模索と連合戸長役場の結成 | ||
3 新たな制度と社会の変化 | …………… | 42 |
開化の風潮 村の郵便 村の派出所 徴兵制の施行と最初の戦争 | ||
第二節 地租改正と新田村落の由緒 | …………… | 50 |
1 小平の農業生産 | …………… | 50 |
明治初年の農作物 明治一〇年代の農業生産 水車と製粉 村の階層構成 | ||
2 地租改正事業の推移 | …………… | 57 |
明治政府の土地政策 地租改正令の公布 地租改正の実施 税負担の増加 | ||
3 地価修正反対運動の展開 | …………… | 61 |
無収穫地をめぐって 神奈川県による更生地価の提示 地価修正反対運動の開始 武蔵野新田の由緒とあらたな結合 救助金の下賜と運動の分断・終息 武蔵野新田意識から「改良進歩」へ | ||
第三節 改良への模索と自由民権 | …………… | 68 |
1 玉川上水通船への期待 | …………… | 68 |
通船の開始と小平 船溜と荷物置場をめぐる騒動 培養商会の結成 | ||
2 茶業の導入と先義会社への参加 | …………… | 74 |
茶樹栽培の開始と「改良進歩」 取締規則制定請願と先義会社 先義会社の再請願と製茶業の拡大 | ||
3 農政の転換と小平の民権運動 | …………… | 80 |
民権運動の北多摩への広がり 自治改進党の結成 中和会と小平 民権運動に対する対応の違いとその背景 大日本農会の設立と斉藤忠輔 国盛社と玉川銀行 | ||
4 茶業の隆盛 | …………… | 91 |
政治重視から経済重視へと転換した北多摩郡 茶業組合準則の発布と北多摩郡茶業組合の結成 茶業組合郡部取締所の設置 茶業者が多かった「第三号部」 | ||
第四節 くらしを支える仕組みと文明化 | …………… | 98 |
1 小学校と地域 | …………… | 98 |
小平の手習い塾 学制の施行と小学校の設置 明治初年の生徒と学校 集成学校の設立と分離 身近な小学校を求める動き | ||
2 伝染病と医療の文明化 | …………… | 106 |
医療の近代化 幕末~明治期の小平の医師 本多雖軒の治療記録 宮崎義智の検死記録から 伝染病と立ち向かう地域の医師 | ||
第二章 小平村の成立 | ||
第一節 「改良進歩」をめぐる対立と小平村 | …………… | 119 |
1 小平村の誕生 | …………… | 119 |
「小平」の誕生と村長・助役 誕生から第一次大戦期までの村財政 | ||
2 壮士勢力の台頭 | …………… | 124 |
キリスト教の小平への広がりと政治活動 県会騒動と小平 神奈川県通信所の設立と小川諸氏 | ||
3 茶業・蚕糸業組合をめぐる対立 | …………… | 130 |
茶業郡部取締所をめぐる紛擾 北多摩郡北部蚕糸業組合の結成 殖産興業談話会の結成 茶業組合規則の制定と郡長訓令取消問題 北多摩郡農工講話会の結成 蚕糸業組合設置方法にかんする意見照会 | ||
第二節 北多摩政界の再編と「改良進歩」の組織化 | …………… | 144 |
1 北多摩郡正義派の結成 | …………… | 144 |
神奈川県倶楽部の結成 北多摩郡倶楽部の設立 北多摩郡正義派の結成と小平 | ||
2 東京府編入と川越鉄道 | …………… | 149 |
通船から甲武鉄道へ 移管運動の開始と分裂 川越鉄道の敷設と土地収用 停車場の位置をめぐる対立 東京府編入の実現 | ||
3 政治と経済に揺れた小平 | …………… | 164 |
正義派解散後の小平 第二回総選挙 神奈川県実業者相談会と正義青年会 国民協会の結成と小平 | ||
4 茶業から養蚕・蚕種業へ | …………… | 173 |
大日本農会北多摩支会の結成 系統的品評会の開催 茶業の衰退と養蚕・蚕種業の拡大 | ||
第三節 日清・日露戦争と小平村 | …………… | 182 |
1 対外戦争のはじまり | …………… | 182 |
小平に残された戦争記念碑 日清戦争と台湾の植民地化 出征兵士と留守家族 台湾での戦闘 | ||
2 日露戦争と小平村 | …………… | 188 |
日露戦争の規模 戦時下の兵士・留守家族と小平村 旅順攻囲戦 奉天会戦へ | ||
第四節 くらしを支える諸団体と青年 | …………… | 197 |
1 青年の組織化 | …………… | 197 |
回田青年会の結成 会則の改正と小平村青年会の結成 | ||
2 諸団体の結成 | …………… | 200 |
在郷軍人団から在郷軍人会へ 村人の安全を守る消防組と衛生組合 | ||
3 震災での支え合い | …………… | 203 |
村内の罹災状況 村外への支援 村内避難民への支援 | ||
コラム 明治の小平の小学校にやってきた教師たち | …………… | 209 |
第三章 学園開発と小平村 | ||
第一節 学園開発のはじまり | …………… | 215 |
1 「大東京」と郊外化 | …………… | 215 |
田園の趣味 「大東京」の誕生 | ||
2 箱根土地の小平学園開発 | …………… | 219 |
堤康次郎の学園都市構想 女子英学塾・明治大学の移転計画 国分寺大学都市計画 国分寺大学都市から小平学園へ 多摩湖鉄道の開通 女子英学塾・東京商科大学予科移転後の小平学園 国分寺厚生の家と西武鉄道 旧西武鉄道村山線の開通 | ||
3 郊外型施設の進出 | …………… | 228 |
海外拓殖学校・東京高等拓殖学校 結核療養所 研究施設の移転 小金井カントリー倶楽部 | ||
第二節 戦間期の行財政の諸問題 | …………… | 234 |
1 戦間期の村財政 | …………… | 234 |
村財政の膨張と義務教育国庫負担制度 戸数割の委譲と反別割の導入 昭和恐慌と農村救済政策 村税滞納問題の発生 | ||
2 小学校高等科併置問題 | …………… | 238 |
小学校高等科の増設をめぐる議論 小学校再編にともなう諸問題 | ||
第三節 くらしを支えるムラと教育熱 | …………… | 242 |
1 くらしの防衛 | …………… | 242 |
自然災害からくらしを守る 火事と消防 消火活動 | ||
2 地縁と血縁による互助 | …………… | 246 |
地緑組織 香奠の金額 姻戚の力 | ||
3 地域と教育 | …………… | 250 |
地域で運営する学校 新しい教育方針と学校経営 郷土教育と愛国心 学校生活と子どもたち 就学と進学のひろがり 実業補習学校と農業公民学校 小平村青年団の結成 青年の修養欲求と青年団 女子青年団 | ||
4 衛生と医療 | …………… | 263 |
伝染病対策 昭和病院の開設と医療機関 町の医者 くらしを支えるムラと教育熱 | ||
第四章 戦時開発と町制施行 | ||
第一節 戦時開発と変わる小平 | …………… | 271 |
1 軍事関連施設の進出 | …………… | 271 |
最初の戦没者村葬 戦時開発とは 傷痍軍人武蔵療養所 陸軍経理学校 北多摩通信所と陸軍技術研究所 大学に駐屯した東部九二部隊 | ||
2 軍需工業化と小平 | …………… | 281 |
軍需工場の進出 陸軍兵器補給廠小平分廠 東部国民勤労訓練所 | ||
3 戦時開発と地域社会の変容 | …………… | 285 |
戦時の住宅問題 土地強制買収 飯場の朝鮮人 厚生の家 戦時の都市計画 | ||
4 農業の改良 | …………… | 295 |
昭和戦前・戦時期の小平農業 イモの小平 戦時のイモ生産 西瓜 大根とうど | ||
第二節 戦時統制と戦時体制下の行財政 | …………… | 302 |
1 戦時統制の進展と生活物資の配給 | …………… | 302 |
戦時統制の進展 小平村商業報国会の設置 | ||
2 戦時期の村財政 | …………… | 304 |
財政の戦時化 一九四〇年税制改革と各種補助金・交付金 | ||
3 町制施行へ | …………… | 309 |
近隣村の町制施行 小川良助村長の死去 村税滞納問題の解消と村長の交代 小平町の誕生へ | ||
第三節 戦争とくらしの仕組み | …………… | 314 |
1 くらしの統制と合理化 | …………… | 314 |
囲い込まれる地域 くらしの統制と合理化 | ||
2 戦時下の医療・福祉 | …………… | 319 |
国民健康保険制度の成立 小平村国民健康保険組合 | ||
3 教育と地域 | …………… | 321 |
農村青年と青年学校 戦時開発と児童の進路 疎開児童の受けいれ | ||
4 活動する女性 | …………… | 328 |
婦人会活動 女性労働力の動員 津田こどもの家 | ||
5 アジア・太平洋戦争の出征者、戦没者、戦災死没者 | …………… | 335 |
小平からの出征者 小平の戦没者 空襲と小平 | ||
第四節 戦前・戦時の移動と生活圏 | …………… | 342 |
1 生活圏と日常的な移動 | …………… | 342 |
小平村の人口動態 農業生産と移動 消費生活と移動 祭りや参詣 通婚圏 通勤・通学圏 通院・治療 重層する地域圏 | ||
2 戦時開発と移動 | …………… | 350 |
戦時の人口急増 流入人口の性格 戦争の深まりと移動の諸相 | ||
3 アジアのなかの小平 | …………… | 355 |
小川兄弟と中国 満蒙開拓青少年義勇軍 南方人材の育成 小平にやって来た人びと 戦地での移動とアジア体験 中国大陸から南方へ 看護婦として従軍 満州の日本軍 アジアのなかの小平 | ||
コラム 戦時の小金井カントリー倶楽部 | …………… | 367 |
第五章 戦後小平町の出発 | ||
第一節 小平の戦後復興 | …………… | 373 |
1 戦時開発の清算と再出発 | …………… | 373 |
進駐軍がやってきた 旧軍用地の解放を 住宅問題と人口増 転用される陸軍経理学校跡地 国立武蔵療養所と身体障害者公共職業補導所 戦時開発地の再出発 | ||
2 農地改革 | …………… | 385 |
農地改革の実施状況 農地委員会の活動 農地の買収・売渡 寄せられた陳情書 | ||
3 農業の改良 | …………… | 393 |
農家数と経営耕地面積 さつまいも・すいかの特産化と養豚 小平町の畑作経営改善事業 花卉研究会と即売 恵泉女子農芸専門学校の転入 | ||
第二節 立川基地と小平町 | …………… | 402 |
1 米軍機の墜落事故と賠償問題 | …………… | 402 |
米軍機の墜落事故 「ギャラップ・ゴー」 難航した賠償問題 津田塾大学生の平和意識 | ||
2 基地と平和運動 | …………… | 406 |
米軍基地と社会問題 原水爆禁止運動 砂川闘争と生業資金 小平町議会における核実験禁止要望の決議 | ||
第三節 町村合併の動きと町誌編さん | …………… | 410 |
1 町財政と社会資本整備 | …………… | 410 |
地方自治の民主化と自治体警察 ドッジ・ラインとシャウプ税制 小中学校の校舎建築と失業対策 一九五〇年代の町財政 道路・排水路の整備 水道・ごみ収集事業の町営化 | ||
2 小平町における町村合併の動き | …………… | 417 |
町村合併問題の発生 三町合併へ 農家出身議員の反対 三町合併の不成立 | ||
3 町誌編さんと地域認識 | …………… | 421 |
町誌と小平町史研究会 新田村と地縁組織 町民参加 町誌の完成と小平郷土研究会の発足 | ||
第四節 郊外化と工場移転 | …………… | 426 |
1 人口の急増 | …………… | 426 |
戦後の人口 女子大学のある町 小平町報からみた人口増加 | ||
2 工場の進出 | …………… | 431 |
一九五〇年代の製造業 小平町の工場誘致 ブリヂストンタイヤの進出 工場誘致のもたらす効果 日立製作所トランジスタ研究所の進出 | ||
3 商業と交通 | …………… | 439 |
一九五〇年代の商店 西武鉄道と「小平学園駅存置の為の陳情書」 西武自動車のバス路線拡大 | ||
第五節 戦後復興期のくらしを支える仕組み | …………… | 447 |
1 くらしの再建 | …………… | 447 |
食糧難と生存を守る動き くらしの改良政策 | ||
2 学校教育 | …………… | 452 |
GHQ通牒と署名捺印 教室が足りない 学校教育と地域の改良 | ||
3 公民館と社会教育 | …………… | 458 |
有賀三二と青年教育 青年学級の開設 新しい女性像 町報に学ぶ 公民館で学ぶ 映画会で学ぶ 婦人学級で学ぶ 新しい学びへの模索 | ||
4 障害児教育と医療・福祉 | …………… | 473 |
小川に集まった身障者の施設 施設の目的と実際 戦後の公衆衛生と医療 | ||
5 この時代の特徴 | …………… | 479 |
戦時から戦後へ 復興期のくらしを支える仕組みの特徴 | ||
コラム 魂のゆくえと小平霊園 | …………… | 483 |
第六章 郊外化と市制施行 | ||
第一節 小平市の誕生 | …………… | 487 |
1 市制施行 | …………… | 487 |
「市制について考えましょう」 市制に向けた町民の要望 市制施行と祝賀行事 | ||
2 都市基盤整備と市財政 | …………… | 490 |
小平都市計画区域 一九六〇年代の市財政 | ||
3 行政の整備 | …………… | 496 |
市庁舎改築と行政機構の改組 事務の合理化と庁内広報誌の発行 小平市緑と花いっぱい運動と「市の木」「市の花」 | ||
第二節 人口の急増と郊外化 | …………… | 501 |
1 人口の急増 | …………… | 501 |
増え続ける人口 若者がやってきた ファミリーの町 | ||
2 住宅建設と交通網の発達 | …………… | 506 |
高層住宅の建設 一橋学園駅の誕生 武蔵野線の敷設 | ||
3 農業の衰退 | …………… | 509 |
農地減少と兼業化 小平市うど生産組合 小平市園芸組合と植木せり市 恵泉女学園短期大学園芸生活科の転出 | ||
4 工場と地域社会 | …………… | 515 |
工場の福利厚生施設の建設と緑化 ブリヂストンタイヤ工場に集まった転勤者たち ブリヂストンタイヤ工場に集まった若年男子労働者 若年男子労働者の生活 日立武蔵に集まった若い女子労働者 | ||
第三節 郊外化と地域意識 | …………… | 526 |
1 小平郷土研究会の活動 | …………… | 526 |
郷土研究会をはじめる 新しい住民のための『郷土こだいら』 | ||
2 教員と郷土研究 | …………… | 528 |
教員による『こだいら』の刊行と社会科 「産業教育研究」の指定校と実学の伝統 郷土史の後退と社会科教育の変容 | ||
3 小学校社会科副読本と校歌 | …………… | 531 |
社会科副読本と地域意識の変化 校歌にあらわれた郷土意識と自然 | ||
第四節 郊外化とくらしを支える仕組み | …………… | 537 |
1 くらしと仕組み | …………… | 537 |
人口増加とくらしを支える仕組み くらしを支える担い手 | ||
2 学校教育と保育 | …………… | 539 |
増える園児・児童・生徒数 幼稚園と学校の増設 教育環境の整備 母親たちの活動 地域のなかの子ども 「保育の社会化」をめざして 学童保育クラブの増設を求めて 大学のまち小平 地域の人びとと朝鮮大学校 | ||
3 公民館と社会教育 | …………… | 558 |
公民館の建設 一九六〇年代前半の青年学級 一九六〇年代後半の青年学級 郊外化の進展と女性たちの学び 主婦と家庭の外で働くこととの間で 寿学級・明治学級の開設 明寿会の発足 | ||
4 医療と福祉 | …………… | 574 |
市制施行と医療・公衆衛生 地域精神衛生業務連絡会の設置 ケースワーカーの取り組み 一九六〇年代の都立小平養護学校 都立小平養護学校のPTA | ||
5 「団地族」のくらし | …………… | 583 |
小平「団地族」の誕生 「団地族」と新しい故郷 団地自治会の結成 会報『さざんか』の発刊 生活環境の改良 消費生活の共同防衛 子どもたちのために 親睦を求めて | ||
6 この時代の特徴 | …………… | 599 |
子育てを支える 福祉と医療を支える仕組み 新しく移り住んだ人を支える 地方自治体の役割 | ||
第五節 戦後の移動と生活圏 | …………… | 602 |
1 戦後復興期の移動 | …………… | 602 |
引揚者や浮浪者への対応 都営住宅などの建設と軍関連施設の転用 | ||
2 郊外化と生活圏のひろがり | …………… | 605 |
郊外化と定住志向 通勤からみた小平の移動 通学からみた小平の移動 医療機関と福祉関連施設に通い、住む | ||
第七章 郊外都市と市民生活 | ||
第一節 「長期総合計画」 | …………… | 615 |
1 「長期総合計画」の策定 | …………… | 615 |
「長期総合計画」の策定への道 「長期総合計画」の策定 「住宅都市」と「緑」 一九八一年の「第二次長期総合計画基本計画」 | ||
2 市政のなかの「地元意識」と「緑」 | …………… | 620 |
市民相談と市政世論調査 市政世論調査の「地元意識」 緑化条例とけやき並木 | ||
3 市財政 | …………… | 625 |
一九七〇年代から八〇年代半ばまでの市財政支出 教育費・土木費・民生費の支出状況 | ||
第二節 郊外都市の基盤整備 | …………… | 628 |
1 くらしやすさと社会基盤 | …………… | 628 |
下水道の整備 「青空駐車」問題 児童遊園地の整備 | ||
2 産業構造の変容 | …………… | 633 |
就業者数の増加と構成の変化 工業の動向 商業・サービス業の展開 農業と生産緑地 | ||
3 商店会と大型小売店の進出 | …………… | 640 |
小平駅の石材店 商店会 ダイエー小平店の出店問題 商工会がダイエー出店反対運動をふり返る 都営住宅の住民もダイエー出店に反対する | ||
第三節 市民生活・消費生活を見つめ直す | …………… | 647 |
1 消費社会への動き | …………… | 647 |
消費者教育がはじまる 生活学校で学ぶ | ||
2 消費者行政の取り組み | …………… | 650 |
革新都政誕生 消費者行政の確立 市政モニターへのアンケート 消費経済課の設置 | ||
3 消費生活展とさまざまな消費者運動 | …………… | 656 |
消費生活展 市民葬儀の実現 高齢者福祉を考える 学園東町生活学校と資源回収運動 学校給食から考える | ||
第四節 地域のなかの歴史をたどる | …………… | 666 |
1 伝統の維持と継承 | …………… | 666 |
鈴木ばやしの保存 伝統芸能を地域で受け継ぐ 市民まつりと山車 小平神明宮のお囃子と八雲祭 鈴木遺跡と地域の歴史意識 | ||
2 学校における郷土学習 | …………… | 670 |
ゆとり教育と郷土への関心 中学校社会科副読本『私たちの小平』 | ||
3 図書館の設立と活動 | …………… | 672 |
小平市立図書館の開館 古文書の収集と資料保存 児童サービス 子ども文庫 | ||
4 小平市玉川上水を守る会の発足と活動 | …………… | 678 |
「何も加えない」保全 「何もしない」多様な活動 「地元の方」からの聞き書きと故郷創出 小平民話の会 | ||
5 高校生・大学生の地域研究 | …………… | 683 |
創価高校生物部のけやき調査 教員が支える地域研究 都立清瀬高校の地域調査報告書 手を加えない玉川上水の価値 | ||
第五節 くらしを支える仕組みと運動 | …………… | 687 |
1 くらしと仕組み | …………… | 687 |
一九七〇年代のくらしを支える仕組み くらしを支える運動 | ||
2 学校教育と保育 | …………… | 688 |
一九七〇年代の学校をめぐる状況 子どもの遊びと遊び場問題 障害児のための若草学級 勉強とクラブ活動のはざまで 中学生の進学動向 都立高校増設運動 生徒と親と教員、それぞれの受験 | ||
3 公民館と社会教育 | …………… | 703 |
地区公民館の設置 公民館利用者懇談会 青年学級連絡会 青年教養大学と青年文化教室 すみれ青年教室とけやき青年教室 婦人教養セミナーの開設と女性グループの自主化 公民館保育室の開設 高齢者向け社会教育の拡充 明寿会の変化 | ||
4 医療と福祉 | …………… | 722 |
医療と福祉の担い手のひろがり 社会福祉協議会と小平市の障害者福祉都市指定 高齢者福祉への取り組み 民生委員・児童委員の活動 地域精神衛生業務連絡会によるサポート 地域で福祉と医療を連携するということ | ||
5 運動 | …………… | 733 |
活動と運動の時代 障害者の権利を向上させる運動 本家慶昭とめざす会の人びと あさやけ作業所の運動 あさやけ第二・第三作業所 小川駅のエレベーター設置 運動が結ぶ地域のつながり | ||
6 この時代の特徴 | …………… | 748 |
福祉・医療・教育を軸にしたくらしの仕組み 小平の福祉の時代 | ||
コラム 『岳物語』と椎名誠と小平 | …………… | 753 |
第八章 小平市の現在 | ||
第一節 市政の構想と課題 | …………… | 757 |
1 「新長期総合計画」の策定 | …………… | 757 |
「新長期総合計画」の作成 「ふるさとづくり」と「小平新開拓時代」 一九七〇年代の小平での取り組みとのかかわり | ||
2 「第三次長期総合計画」の策定へ | …………… | 761 |
ポスト「開発」の時代 「地域力」「民活力」「行政力」 | ||
第二節 地域のなかの歴史と文化 | …………… | 766 |
1 歴史と文化をふり返る | …………… | 766 |
「昭和三〇年代の結婚式」の再現 食文化としてのうどん 「小平の鳥」の制定 「べーぷらん」と音への関心 | ||
2 地域の歴史をたずねる市民の活動 | …………… | 771 |
小平郷土研究会「小平ふるさと物語部会」 「小平・ききがきの会」とアジア太平洋戦争 「平和のための戦争展・小平」と小中学生 | ||
第三節 社会をつなぎ直すくらしの仕組み | …………… | 776 |
1 地域保健福祉計画の策定と福祉のまちづくりの推進 | …………… | 776 |
福祉行政の推進 地域保健福祉計画の策定と『ともに生きるまち小平』 新小平市地域保健福祉計画と小平市障害者団体連絡協議会の結成 | ||
2 社会をつなぎ直す | …………… | 781 |
小平特別支援学校と地域 放課後活動の「ゆうやけ子どもクラブ」 小平団地の「ゆうらうんじ」 小平の在日外国人と行政・地域 | ||
第四節 新しい小平をめざして | …………… | 789 |
1 近現代史のなかの小平――「開発」「改良」「福祉」の歴史 | …………… | 789 |
新田「開発」から明治の「改良」へ 学園「開発」と戦時「開発」 戦後の郊外「開発」の時代へ 「福祉」の時代 小平の歴史のなかの「改良」「開発」「福祉」 | ||
2 「くらしを支える仕組み」の歴史からみえること | …………… | 794 |
くらしの近代化と制度・組織の受容 戦争前後のくらしを支える仕組み 郊外化とくらしを支える仕組み | ||
3 歴史に学び、未来をみすえる | …………… | 798 |
自治基本条例と小平市制施行五〇周年 歴史をそなえた都市へ | ||
コラム 学校記念誌をつくるということ――校風と歴史を伝え継ぐ | …………… | 804 |
参考資料 | ||
統計 | ||
近現代編の編さんを終えて | ||
資料提供者・提供機関および協力者・協力機関 | ||
執筆担当者 | ||
市史編さん関係者 |
資料提供者・提供機関および協力者・協力機関
執筆担当者
市史編さん関係者