1 伝統の維持と継承

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 『小平町誌』編さん過程から発生した「歴史を見直す」という潮流は、小平郷土研究会などによって継承されるが、同会が積極的に取り組んだ一つが文化財保護であった。そのため『こだいら文化財みて歩き』(一九七〇年)などの文化財所在地と解説を付した本を刊行する。町民がそのなかでもとくに着目したのが伝統民俗芸能鈴木ばやしであった。