くらしを支える運動

688 ~ 688 / 861ページ
福祉・医療・教育を軸にしたくらしの仕組みがつくられていくうえで、人びとの運動が大きな役割をはたした。福祉をはじめとした運動が小平のくらしのあり方を大きく変えることになる。
 一九七〇年代に小平市内に設置された共同作業所であるあさやけ作業所、小川駅に設置された身体障害者用のエレベーターは、いずれも運動が大きな原動力となって実現されたものだった。実現される過程で、障害者と小平市、小平市議会、社会福祉協議会、老人会、地域の企業や個人との連携が進んだ。運動を含めて、七〇年代の小平市では、福祉・教育・医療を軸にしたまちづくりが進められていった。