元禄4年(1691)

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元禄4年16911月鶴岡荒町の算学者中村八郎兵衛政栄が『長崎無尽物語』を刊行する。我が国無尽利回り算法の創始とされる。この頃から無尽が流行したと推定される。(荘内歴史年表)
5月松山城が失火する。(上に同じ)
6月芭蕉の門人路通が、師のあとを慕って酒田にくる。(俳諧勧進牒)
天和2年から続いた御料木川村と私領門田村との跡村谷地についての争論で、門田村勝訴の判決が下る。(元禄四年絵地図裏書・県史資料篇六)
荒瀬郷の大肝煎が池田喜太郎と菅原治右衛門の二人勤めとなる。
宮野浦日枝神社にある獅子舞のさいの横笛にこの年の年号が記されている。生石の天狗舞は宝暦の頃からといわれる。