元禄6年(1693)

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元禄6年1693春、不玉は自作の「独吟歌仙」一巻を芭蕉に送って添削を請う。芭蕉は「先年行脚の情忘れ難きによりて聊評詞脇書を加ふるのみなり」と書いて送ってくる。特に「博労の泊り定めぬ秋の風」(山王森に句碑がある)を「句体幽玄・俳意奇妙」と賞していている。
6月洪水。二十余日引水せず、凶作。水害
7月20日酒井藩主参勤交代で江戸御立、8月3日大石田着、5日鶴岡に御着。
参勤交代の御供船は総計で川船162艘・船頭水主1,130人となっている。