正徳元年(1711)

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正徳元年17116月25日夜八つ時頃(午前2時)より26日四つ時(午前10時)迄南西風が強く、海岸で船の破損が多い。(余目西野肝煎伊藤家記)
9月26日夜九つ時(12時)、荒瀬町から出火して南東風のもと、浜町・十王堂町など百軒余を焼く。善導寺・正徳寺も焼ける。(編年私記)火事
11月幕府は御使番細井左治右衛門、御書院番北條新左衛門、御小姓組親見七郎右衛門を派遣し、陸奥・出羽・蝦夷・松前を巡視させる。(山形県史)
この頃、鐙屋の豪勢な暮し向きのことが『長者記』に記される。
川口瀬取上荷の仕事を問屋が勝手雇にしたので、船方より従来のように順番に仕事ができるよう願い出る。(市史史料篇四)