元文4年(1739)

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元文4年17391月いままで酒田で米の蔵出し、船積みは船頭の任意であったのを、以後、丁持の専業とし、丁持をして消防に尽力させる。丁持株仲間が成立する。(酒田港誌)
4、5月ごろから鳥海山が煙を吹き、秋まで続く。
6月牢屋の建築を始める。
6月城代松平甚三郎が没する。この後、寛延元年まで城代をおかないで在番持とし、毎月交替する。
8月16日かつて来酒したことのある伊勢の俳人中川乙由が没する。65歳。(酒田港誌) 鹿の声こころに角はなかりけり  麦林
9月日光山修復手伝いにつき、酒田町へ御用金1,482両を課せられる。10月増用金千両。
10月18日最上川で山形藩米船10艘が水船となる。(酒田港誌)
10月草津村湯の台への温泉宿建設を酒田の玉木貞七が願い出る。(三十六人御用帳)
江戸の太兵衛が上内匠町五郎七等4名を呉服物売掛金滞りで訴える。(市史史料篇一)
伝馬町で対応できない宮野浦・浜中間の伝馬継送りの一部を、宮野浦が伝馬高引300石で負担する。(山形県史)