元号年 | 年 | 月日 | 事項文 | キーワード |
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昭和61年 | 1986 | 1月18日 | 東禅寺コミュニティ防災センターがオープンする。 | |
| | 1月 | 中央高校ではカナダのエリックハンバー高校と、国際交歓美術展を開催する。 | |
| | 3月2日 | 政治家、今野定吉が没する。75歳。飽海郡高瀬村樽川の出身。社会党に属し衆議院議員に立候補して当選する。社会党山形県連合会書記長・日本農民組合山形県支部連合会長・山形県開発事業協会理事長を歴任する。 | |
| | 3月27日 | 政治家、池田正之輔が没する。88歳。観音寺芹田に生まれる。日本大学時代、光丘神社創建反対運動をする。のち水道問題でも竹内丑松とともにリーダーとなる。昭和5年読売新聞記者となり、その後、三木武吉の知遇を得て報知新聞社に入り、論説委員、常務取締役となる。同盟通信社理事をへて、17年衆議院議員に当選、反体制の護国同志会を結成する。終戦後は自由党総務となり、三木とともに鳩山を支持し、七人のさむらいとして活躍する。民主党の結成に参加して副幹事長となる。35年、科学技術庁長官兼原子力委員長として池田内閣に入閣する。日中国交回復につとめる。天下の御意見番として知られる。北港関発・出羽大橋等庄内の発展に貢献する。43年、日通事件に連座し、受託収賄罪に問われて47年政界を引退する。生涯、反骨精神を発揮した快男児といえよう。郷里芹田の光浄寺に胸像がある。 | |
| | 3月 | 東泉町二丁目地内に「北部公園」が完成する。 | |
| | 3月 | 泉町地区、屋敷割土地区画整理事業が完了する。 | |
| | 3月 | 松陵小のPTA新聞が全国第一位となる。 | |
| | 3月 | JR酒田機関区と酒田客貨車区が合併してJR酒田運転区となる。 | |
| | 4月3日 | 浜中農村研修センターが竣工する。 | |
| | 4月12日 | 市営北テニスコートが竣工する。 | |
| | 4月 | 市会議員佐藤弘(新堀)が消防功労により藍綬褒章をうける。 | |
| | 4月 | 酒田市上水道拡張工事を始める。総工費78億8千万円。 | |
| | 4月 | 県縦断駅伝競走で酒田飽海チームが9連勝を達成する。 | |
| | 5月3日 | たくみ通りモール街の一部車両通行を開始する。 | |
| | 5月 | 市議会議員の定数を減少する条例を議決し、36名を4名減らし、32名とする。 | |
| | 6月2日 | 酒田市出身の彫塑家、高橋剛が60年芸術院賞、芸術院恩賜賞を受ける。 | |
| | 6月4日 | 篤農家杉山良太が没する。87歳。農業杉山寅吉の次男として本楯村杉ノ崎に生まれる。「稲の杉山」「米の杉山」として内外にその名を知られた。妙法寺に葬られる。 | |
| | 6月5日 | ~7日NHKの協力のもとに、北前船の復元船辰悦丸(高田屋嘉兵衛の持船)が百年の時空をこえて来港し、市民にかつての酒田港の繁栄を想起させ、爆発的人気をよんだ。歓迎式は「入船祝い」の儀をもって行う。青年会議所が日和山公園グランドに作った“江戸村”は、最近にない市民の高揚をみせた。また6日には大信寺で酒田みなとライオンズクラブ等主催による北前船船頭とそれを慰めた遊女の物故者慰霊祭を行い、反響をよんだ。それ以後、“酒田海商魂”がさけばれるようになる。 | |
| | 6月 | 小野寺時雄が第21代市議会議長となる。 | |
| | 7月1日 | 酒田市公共下水道若浜中継ポンプ場が通水する。 | |
| | 8月7日 | ~10日第35回日本海洋少年団全国大会が酒田市で開催される。常陸宮御夫妻が大会にご出席のためおいでになり、ホテルサンルートに泊られる。日本船舶協会会長笹川良一も来る。 | |
| | 8月10日 | 酒田トライアスロン、おしんレースが行われる。 | |
| | 8月20日 | 実業家、前田巌が没する。80歳。渡部吉次郎の次男として東田川郡斎村斎藤川原(現在の鶴岡市地内)に生まれ、6歳のとき母の再婚で東平田村生石矢流川前田弥蔵の養子となる。昭和4年2月、24歳のとき農業水路事業の将来性に着目してコンクリート管の製造を始めた。同23年に前田製管㈱を設立して社長となり、のちこれを年商280億、従業員1,600人の大企業に成長させた。同26年県会議員となり、同42年議長となる。この間、酒田商工会議所会頭・最上川下流右岸土地改良区連合理事長・大町溝土地改良区理事長・酒田経営者協会会長として活躍。晩年は庄内空港の早期開設のために精魂を傾けた。東北の大将といわれる。下川善宝寺に葬られる。著書『体験を語る』『若き社会人に期待する』。伝記『荷車の詩』がある。62年酒田市特別名誉市民となる。 | |
| | 8月 | 日中友好親善ユースサッカー酒田大会が開催される。 | |
| | 8月 | 全国わんぱく相撲大会で酒田チームがV2を達成する。 | |
| | 10月11日 | 文筆家、山岸龍太郎が没する。70歳。大正5年、新潟県西山町に生まれる。新潟県立長岡工業学校卒業後渡満し、大連市の満洲石油に就職。昭和22年、満洲より引き揚げる。その後鳥海山麓の石油発掘会社に就職。雑誌「石油文化」に満洲時代を素材にした小説「石油馬鹿」を連載。これをきっかけに、佐藤公太郎・佐藤十弥と知り合い、「みちのく豆本」を中心とした文筆活動に入り、豆本数冊を執筆する。また、竹久夢二の足取りに関心を持ち、好著『夢二みちのく』を発行する。同47年、小松写真印刷に調査役として入社。57年、「本の会」を結成する。 | |
| | 10月 | 弦巻作治が第15代商工会議所会頭となる。 | |
| | 10月 | 大川周明博士顕彰碑が下山王社随身門前にたてられる。大川周明博士顕彰会で建立。 | |
| | 11月1日 | 木工家高橋徳五郎が庄内文化賞を受賞する。 | |
| | 11月28日 | 庄内空港が第五次空港整備計画編入の閣議決定をされる。 | |
| | 11月 | 県会議員斎藤辰夫が地方自治功労により藍綬褒章をうける。 | |
| | 12月 | 緊急に労働者の雇用安定を図る必要のある地域として、酒田市が「緊急雇用安定地域」指定を受ける(一年間指定) | |
| | 12月 | 特定地域中小企業対策臨時措置法の指定を受ける。関連施策・事業・各種優遇制度が導入される。 | |
| | | 「食文化の向上」「土産品づくり」で一店一品運動を実施する。 | |