外ニ同断
一、夫百九拾八人 七月十三日爰元出立、同廿五日御場所着
御代官 石井守右衛門
大庄屋 斎藤隼之助
外ニ同断 御町 御目見医 進藤周人
覚
一、駕籠 弐挺 此人足六人
一、歩行夫 四人
一、本馬 拾三疋
右者御名 下総国印旛沼古堀筋御普請御手伝
御用ニ付、百姓弐百人外ニ才料之者召連、当月七日庄
内出立、道中日数十三日之積ニ而、奥州小坂通右
場所江罷越候間、書面之人馬於二宿々一無二遅滞一継送候様、
御差図可レ給候。依レ之、先触差出候間、早々継送候様願
入候、以上 庄内家中
卯七月三日 山岸嘉右衛門
矢島逸策
羽州庄内鶴ケ岡ゟ奥州小坂通、下総国古河ゟ関宿
通リ、印旛沼古堀筋御普請場迄