他之厄介ニ不二相成一様、可二心掛一事
右之条々堅相守可レ申者也。
七月
御郡奉行
御代官
覚
公義并御家ゟ被二仰出一候御条目之趣、堅可二相守一事
一、猥ニ竹木を伐取、或ハ田畑の作物不レ可二踏荒一、たとひ断之上
他行いたし候共、押買押売ハ勿論、惣而自他之人江対し
苛察ケ間敷義致へからざる事
一、明ヶ七ツ時拍子木打相廻、貝吹立候ハヽ一同起、追々食事
致、六ツ時過貝ニ而小屋を出、簀戸先ニ而太鼓打候ハヽ、
其日之順を不レ違押行可レ申事
但、壱弐番之順ハ受取丁場の順たるへき事
一、於二丁場一旗を配候時、おろし貝・太鼓ニ而各丁場江おり立、
仕物を始むべき事
一、四ツ時・九ツ時・八ツ時休合図貝立候、太鼓打侯ハヽおり立可レ働、
七ツ時貝立・太鼓打候ハヽ人数を纏メ、朝のことく番順を不レ
違、組々一同引上り可レ申事
一、御雇人足ハ丁場を分ケ取掛候得共、惣而善悪之批判
仕間敷事