右之下物之義、肴類度々被^二下置^一候得共、其度毎ニ書留
　　不^レ申、大略之書控也
一、郷人夫之外、両口雇之者共、四ツ休之節雇小頭々江申付、
　　其者組合為^二相集^一、人数着到相改候。其節ハ、大庄屋・
　　御郡方下役・納方手代も罷出候。其上八ツ時休之節、
　　又々相改、無^二相違^一所を以、何様何番杭ゟ何拾何番
　　杭迄、東側何ニ取掛百川雇何拾何人、又、西側何ニ取
　　掛何拾何人、又庄内夫も何番杭ゟ何百間掘方
　　取掛、〆何千何百人と、毎日左大夫様江書上申候。
　　是ハ御郡方ニ而取調申候
　
一、御目見以上江者、　　　　　　　　　　　　　　　　
　　御意之上、御肴汁被^二下置^一、以下御肴汁計リ被^レ下　　閏九月十日
　　郷人夫江も被^レ下ル。但、鯨・根深・午房
一、御目見以上江　　　　大殿様より御内々
　　御意之上、御菓子被^二下置^一　　殿様ゟも　　　　　　閏同十三日
　　御意被^二成下^一候
一、此方様御持場、御普請果敢取候趣ニ付、
　　公義より御称し書被　^二仰渡^一　　　　　　　　　　　閏九月晦日
一、於二上野宮一貞寿院様より、諸役人一為二安全一御祈祷
　　被^二仰候^一、供物之御菓子壱包ツヽ被^二下置^一候