目次
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佐藤とし江日記
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暑中休暇の日記
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明治39年
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翻刻
仝廿七日 金曜日 晴天
現代語訳へ
臥戸を出しは四時半、常の如くに朝の
仕事をなし、四方山の話をなし、暫時休
息しそれより裁縫なし、日暮にな
りて夕飯の仕度をなして、それを
一同と食し終へ九時四十分に楽しき
夢路にたどり行きたり