目次
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佐藤とし江日記
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暑中休暇の日記
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明治39年
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翻刻
仝廿九日 日曜日 曇天
現代語訳へ
来訪者 市原うめを 花園のぶ
朝四時半に出でぬ、常の如くになし
裁縫をなし、又ゆ方を一枚仕上げぬ
折りしも彼の二人参りたれば少し話し
致し、使の為め鵜戸川原村に参り雨
に降られなからに帰り来ぬ、夕飯
の用意なす、八時半にふす