仝丗日 月曜日 雨天

現代語訳へ


来訪者 なす
臥戸を六時に出でぬ、常の如くに動き
新片町に使に行きぬ
今日はまだ夜の明けぬ前に雨がふり
日々晴天のみ続きしを今日に至りて
雨がふりたれば、農夫共如何に喜びし
ならんと影ながら嬉しく思ひぬ、母
も家の田畑に益ある事を喜びぬ
それより少し楽しまんと思ひヴァイオリン
をひきぬ、それより姉に髪を結んで
上げたが仲々よく出来なかったが、まあ
かんべんして貰らった、それより昼飯の用
意をなし拾弐時に食しぬ
それより少し休み使いに行き沢山のか
しを貰いて帰りぬ、夕飯の仕度をなして
これを食しぬ、九時五拾分にふしぬ

奥 好義(おくよしいさ)『君が代』作曲者