目次
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佐藤とし江日記
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暑中休暇の日記
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明治39年
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翻刻
仝丗日 木 晴天
現代語訳へ
ふす戸を出ですは五時、常の如く掃除す
暫しありて姉の明友来たれば、私は日々学校
に於て
料理
をききつる、料理をなすて食は
しめしに、太に上出来で大に賞められた
やはり女は名誉心のあると見えて、賞めら
れたら実に面白く、学校に於てききたる甲
斐あると思って非常に面白くあった、それ
より少し色々と話をなす、夜の九時十分に
ふすたり