目次
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佐藤とし江日記
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暑中休暇の日記
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明治39年
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現代語訳
同二十九日 水 晴れ
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くっついていたまぶたも今朝の小鳥の声に驚
かされて、起きたのは四時。それから姪と
姉と(肥)を車につけて西山の畑に行き、姪と
二人で帰りに車を引いているときに、校長に
出会いとても恥ずかしかった。家に帰り図画
を描き、眼科に行き掃除をしました。夜に
なって姉と共に唱歌を歌って、十時に寝ました。