学校づくりの軌跡

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同五十五年六月、待望のプールが完成し、同年八月、PTA会員と、五・六年の児童による共同奉仕作業を行い、勤労の尊さを経験した。同十月八・九日、開校後初めての社会見学旅行が実施された。
 同年十一月、青空農園のさつまいもを全校児童の手で収穫し、のち児童会によって収穫祭が行われた。また同年PTA会員の手作業による鉄骨小鳥小屋が、翌年三月うさぎ小屋が完成した。同六十年二月、運動場下の青空農園にPTAの手で農具小屋が完成した。
 同五十六年三月二十日、第一回卒業証書授与式が挙行された。男子三一人、女子三五人が巣立っていった。
 同五十七年二月、学校環境整備に積極的に活動推進したPTAがその業績により優良PTAとして県教育会から表彰された。
 同五十八年二月、県教育委員会指定中学校区同和教育研究中間発表会が、十一月、県教委指定同和教育研究発表大会が開かれた。なお十月には子供銀行全国表彰に選ばれた。児童代表六年生が参列し、大蔵大臣、日本銀行総裁より表彰された。
 同五十九年一月、フローティングスクールに参加、大津市日吉台小学校と同乗し交流を深めた。同年十二月、県立三雲養護学校児童を招待して、児童会を中心に校内自然祭を開き、心身障害児の理解を深めた。さらに翌年四月、文部省指定心身障害児理解推進校の委嘱を受け、五月、文部省指定の研究を交流教育として校内研究会を開いた。のち養護学校職員とたびたび合同の研究会を開いた。同六十一年一月、二年間にわたる文部省指定交流教育の実践報告会が、石部南公民館で「心を開く交流教育」と題して開かれた。