湖南市/湖南市デジタルアーカイブ

修正会鬼走り

修正会は正月に行われる除災招福、五穀豊穣を祈願する法会で、いわば年頭の祈年祭の仏教版である。古くから諸寺で三日ないし五日、あるいは七日間行われるが、現在では一日だけという地方寺院も少なくない。この修正会の結願日に参詣者が牛王宝印を頂いたり、鬼追いがあったり、真木うばいなどを行ったりする。僧侶による法会のあとで衆徒や住民によって民俗行事が行われる例が多い。長寿寺・常楽寺では修正会のあと鬼を追う追儺の行事がある。鬼走りともいう。(『新修石部町史 通史篇』より)

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