1 都市環境の変化

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 都市が都市として成り立つためには、人口をはじめ建物、都市機能など都市を構成する要素にある程度の量的まとまり、すなわち規模が必要である。第1図は1930年から2010年までの郡山市の人口の推移を示したものである。この間、65年には20万人台、85年には30万人を超えている。人口増の背景には、新産業都市やテクノポリス指定を目指した工業団地の整備と積極的な企業誘致などの経済政策があった。人口増に伴って宅地需要も高まって、東部ニュータウンやあさか台ニュータウンが造成されて市街化区域に編入された。


第1図 郡山市の人口の推移