【日和田モール】
日和田モールは1996(平成8)年4月に開業し、核店舗となるイオン郡山フェスタ店とイオンの専門店、フェスタ専門店街から成る「フェスタ本館」と大型専門店ゾーンの「フェスタパワー」によって構成されている。フェスタパワーには、ケーズデンキ、スポーツデポ、ゴルフ5などが店舗展開している。地域のランドマークとして親しまれていた大観覧車は、惜しまれつつも2017(平成29)年3月末で運行終了となった。国道4号バイパスに隣接する交通の要衝にあり、土日・祝日には会津方面からの買物客が多く訪れるなど、約3,800台収容の大駐車場を活かし広範囲から誘客している。
【イオンタウン郡山】
イオンタウン郡山は、日本化学工業福島工場の遊休地に1998(平成10)年12月に開業した。敷地面積約13万平方メートルにマックスバリュ南東北が運営する「ザ・ビッグ」を核店舗に「Honeys」などのファッションや飲食店など約80店が集積している。郡山駅東口に近く、約1,700台収容の大きな駐車場を有しており、幅広い年齢層が来客している。オープンから20年を経過した2019(平成31)年4月に増床リニューアルが行われ、新たな店舗のオープンと既存店舗の移転・改装が行われた。
なお、イオンと郡山市は地域貢献協定を2015(平成27)年3月に締結、ご当地「楽都郡山WAON」カードを発行、利用金額の一部は郡山市に寄付され、郡山の未来の担い手となる子どもたちを応援する取組みに役立てられている。
【ザ・モール郡山】
ザ・モール郡山は、さくら通り沿いの日東紡績郡山第二工場跡地に2000(平成12)年11月に開業した。旧西友ストアーの「LIVIN」が核店舗となっており、「LIVIN」の「食品館」「住まいと暮らし館」「衣料品フロア」のほか、専門店街から構成される。2014(平成26)年には「食品館」の大規模リニューアルが行われた。運営管理業務は、2018(平成30)年11月から総合不動産サービス会社のJILモールマネジメント(株)が受託している。
【郡山駅東ショッピングセンター】
福島交通のゴルフ練習場跡地の半分を開発し、2006(平成18)年に「ラウンドワン」など一部テナントが先行オープン、2007(平成19)年に「ドン・キホーテ」などが開業した。ほかには、スーパー銭湯の「郡山湯処まねきの湯」のような集客施設や、「幸楽苑」のような飲食店などがテナントとなっている。飲食店残り半分の敷地には星総合病院が2013(平成25)年に移転した。
【郡山西部プラザ】
郡山西部プラザは1989(平成元)年にイトーヨーカドーをキーテナントに「西部ショッピングセンタービル」が開業、2000(平成12)年に隣接する西部自動車学校跡地に別棟「西部プラザ」が設けられ、「ケーズデンキ」や「スーパースポーツゼビオ」がキーテナントとして入居する。両ビルは連絡通路で連結されていることで、相互の買物客による回遊が行われている。