3 旧丸井郡山ビル解体と複合商業ビルの開業

 2013(平成25)年5月、東日本大震災で「大規模半壊」と判定され、解体方針が決まっていた郡山市の郡山駅前共同ビル(旧丸井郡山店)の解体・撤去が開始された。1975(昭和50)年に完成した同ビルは、2008(平成20)年2月にメインテナントの丸井郡山店が閉店し、東日本大震災の日まで1階の呉服店だけ営業を行っていた。震災後、ビルを所有する郡山駅前共同ビル組合などは郡山市にビルの解体工事の支援制度の活用を要請。市は国の震災復旧事業を活用して解体した。

 また、2017(平成29)年2月には、解体後更地になっていた同跡地に複合商業ビル「ダイワロイネットホテル郡山駅前」が開業した。地上13階のうち3階までが飲食店などが入居する商業スペースとなり、ホテルは216の客室を備えている。