その後、2018(平成30)年度から2025(令和7)年度までを計画期間とする、「第二次郡山市協働推進基本計画」が策定された。そこでは将来の課題を見据えて現在の対応を考えるバックキャストの考えのもとに市と市民が協働でまちの課題に取り組み、市民がまちづくりの担い手となり「誰もが地域で輝く市民総活躍のまち」の構築を目指している。そして、「希望が持て、子どもたちが夢を語ることのできるまち」であるために、協働によるまちづくりを推進しようとしている。そのポイントは、1.市民総活躍の推進、2.セーフコミュニティ活動の推進、3.ICT(情報通信技術)の活用、4.人材の育成と活用の4つである。2021(令和3)年度には、社会情勢の変化や新たな課題などに対応するため、計画の見直しを行い、地域への愛着度70.0%、市民協働の満足度73点を目指し取り組んでいる。
地域への愛着度と市民協働の満足度については増加傾向にあり、市民意識調査によると、愛着度は2016(平成28)年度の67.6%から2020(令和2)年度では74.8%と目標値(70.0%)を超えた。満足度については2016(平成28)年度の62.3点から2020(令和2)年度では70.8点と目標値(73.0点)に近づいた。