予防接種体制について、2021年4月開始に向けた本格的な準備を進めるため、2021(令和3)年1月12日、市役所内に吉崎副市長を本部長とする「郡山市新型コロナウイルスワクチン接種プロジェクトチーム」が設置された。また、同日、佐藤昌保郡山医師会副会長を座長とする「新型コロナウイルスワクチン接種専門委員会」の第1回委員会が開催された。同委員会における検討状況を市民や医療従事者に広く周知するため、同委員会はすべて報道関係者に公開され、期間中16回開催された。検討の結果、当初のワクチン接種体制は、1日4,000人の接種を目標に、集団接種会場として、八山田会場(総合南東北病院施設内)、向河原会場(星総合病院施設内)、郡山市休日夜間急病センターの3ヵ所と市内約120ヵ所の個別接種会場(市内医療機関)で開始することが決定された。また、集団接種会場の提供を受けることができた総合南東北病院、星総合病院、接種従事者を派遣する郡山医師会、郡山歯科医師会、郡山薬剤師会、郡山看護業務連絡協議会の参加を得て、「新型コロナワクチン接種人員配置調整委員会」が適時開催され、集団接種会場の円滑な運営に多大な協力を受けることができた。さらに郡山医師会の働きかけにより「小児への新型コロナウイルスワクチン接種にかかる調整委員会」が開催され、小児への接種体制が整備された。