2021（令和3）年度現在、市が管理している市営住宅は全体で3,695戸であり、2011（平成23）年度の3,878戸に比べると4.7％の減少となっている。

　なお、老朽住宅については、前述のとおり、木造、簡易耐火構造平屋建・簡易耐火構造二階建等の建物については用途廃止を行うこともあり、建て替えや除却が行われてきたものの、耐用年数超過は、簡易耐火構造平屋建と木造でそれぞれ68棟・68戸、72棟・72戸が残存しており、今後も老朽住宅解消への取り組みが継続的に実施されるであろう。

　2012（平成24）年以降の地域住宅計画に基づく事業としては（表4）、外壁改修と屋上防水改修で同数の604戸や電源容量改善776戸などのストック総合改修事業が実施されている。