地震により、多数の被害が生じた公共施設や道路、橋りょう等は地域の復興や生活再建の基盤となることから、早急な応急復旧工事が実施されるとともに、本復旧に向けた取り組みがなされてきた。
本項目では『郡山市史 続編4』では、記述の対象が2011(平成23)年度までの事象に限られており、その時点で継続中の復旧事業があったことなどから、一律に被害状況を述べるに留まった各施設について、その後の復旧状況として、事業費及び工事内容等を取り上げる。
そのため、『郡山市史 続編4』の記載事項を補完する内容として、2011(平成23)年に実施した事業も含めて記載している。