11 国の除染関係ガイドラインの策定

 2011(平成23)年12月に国(環境省)は、放射性物質汚染対処特別措置法に基づき除染関係ガイドラインを策定した。本市を含む、汚染状況重点調査地域においては、長期的目標として追加被ばく線量が年間1mSv以下をめざし除染に取り組んでいたが、汚染状況の調査測定方法、除染の具体的方法、除去土壌等の収集運搬及び保管についての方法を、より具体的にわかりやすく示した。

 さらに、2013(平成25)年5月に、その後に得られた知見や新たな技術を取り入れるとともに、不適正な除染への対応等を踏まえ、専門家や地方自治体等の意見も取り入れ効果的除染を進めるため第2版としての改訂を行った。

 (環境省(2011年12月第1版、2013年5月第2版、2014年12月追補)『除染関係ガイドライン』)