16 国による除染の加速化のための4市勉強会への参画

 汚染状況重点調査地域に指定され、概ね共通の課題認識を持つ本市、福島市、相馬市及び伊達市(4市)が国(環境省)に対して要望を提出し、国、県、4市による除染に関する勉強会が2014(平成26)年にスタートした。6月15日には、除染に関する有識者との意見交換会と題して、「1.空間線量率の現状・除染の効果」、「2.個人線量と空間線量率の関係」、「3.汚染状況と除染方法」、「4.リスクコミュニケーション」等について、これまでの勉強会における情報や知見、課題等を基に専門家を交えた意見交換会が開催された。勉強会を通して他市の考え方や有益な事例を参考にするなど、除染の加速化を図るうえで大きな成果が得られた。さらに除染件数、除去土壌等の保管方法に共通点の多かった福島市とは、これ以降も情報交換の機会を継続的に設け連携強化に努めた。

 (環境省(2014年8月1日)『環境省ホームページ』「市町村除染に関する国と4市の勉強会中間報告の公表について」<https://www.env.go.jp/press/18531.html>参照2023年10月10日)