また、郡山市文化振興基本計画は、最終2017(平成29)年をもって計画の更新をしないこととし、教育、学術及び文化の振興に関する総合的な大綱となる郡山市教育振興基本計画に位置付けられることとなる。
これは、2015(平成27)年3月に策定した第2期郡山市教育振興基本計画において、2015(平成27)年4月の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」改正を契機に、「地方公共団体の長が住民意向のより一層の反映と教育、学術及び文化の振興に関する施策の総合的な推進を図ること」を目的としたことからである。
そのため、文化の基本施策として、1.「文化財の保存と活用」では、具体的に「伝統文化等を設定し、安積開拓の顕彰や郷土資料の保存と効果的な活用」とした。2.「文化芸術活動の推進」では、「市民の自主的な文化芸術活動の推進」及び「既存施設の有効活用と音楽堂の整備検討」、「施設を活用した文化芸術活動の推進」とした。
スポーツにおいても、「スポーツを通じた交流の促進」として「施設、設備等の整備」及び「東京オリンピック等への対応」とするなど、文化施策とまちづくりを連携して展開することとしている。