青少年の活字離れ読書離れが指摘されている中、本市においては、すべての子どもが、家庭・地域・学校において、自主的に読書活動が行えるよう環境の整備を進め、2015(平成27)年4月より5ヵ年間の『第三次郡山市子ども読書活動推進計画』を策定した。2020(令和2)年度からは2025(令和7)年度までを実施期間として「第四次郡山市子ども読書活動推進計画」を策定している。
また、2019(令和元)年11月24日には、初めての試みとして市内の小学校5校と中学校5校の代表の参加により、ビブリオバトルを行った。初めての開催だったが、青少年ならではの感性あふれる発表で盛り上がり、読書活動推進に役立つ有意義なイベントとなった。
2021(令和3)年11月24日には、前年に逝去した株式会社企画室コア前代表、三田公美子氏の遺贈により児童図書の大幅な更新・増加を図り、氏を記念して「三田公美子寄贈児童文庫」が中央図書館に開設され、同名の文庫が市内全図書館・全小学校に設置された。
さらに、アウトリーチという観点から、図書館利用のオンライン化、広域化、電子化に加え、今まで図書館サービスへのアクセスに支障があり利用が困難な方に図書館利用を促進するために、有用な意見を聴取することができる人材を図書館協議会委員に選任した。
また、車いす利用者向け書籍取り出しサービス「アンサーユー」の導入(2018(平成30)年10月)、3階避難通路のバリアフリー化、大活字本コーナーの増加等を図った。
(教育総務部)