郡山市図書館は2006(平成18)年より「おはなしボランティア」としてボランティアの個人登録を開始したが、現在も引き続き個人登録が行われ、中央図書館、分館、地域図書館各館でお話会を行っている。又、本市にはおはなしグループが数多くあり、学校、幼稚園、保育所、公民館、子育て支援センター等で活動し子ども達の読書を支えている。
2011(平成23)年3月の東日本大震災、2020(令和2)年以降のコロナウイルス感染症拡大の中での人との接触制限の中、子ども達は本と向き合う事が多くなった。その状況の中、生きる力、豊かな心を育む良書を子ども達に届ける為、子どもの読書を支える大人達の努力が益々必要である。
(伊藤 啓子)