当団は、国鉄郡山工場男声合唱団創立50周年記念演奏会を機に1999(平成11)年に創団、以来、合唱力向上と合唱を通して社会貢献に務めてきた。
当団にとっては、5回目の参加になる2015(平成27)年の鹿児島での第30回国民文化祭「かごしま2015」に参加、男声合唱を演奏してきた。また当団は、2012(平成24)年より毎年1月に仙台で開催されている「男の合唱まつりinみやぎ」に毎年参加していて、出演する30余りの男声合唱団との交流を行っている。
更に2012(平成24)年10月、ねんりんピック仙台音楽文化祭出演、2013(平成25)年12月に郡山駅構内で開催されたクリスマスコンサートに出演、郡山市医療介護病院でクリスマスコンサートを企画、入院患者の方々を慰めた。
2015(平成27)年3月、当団創立15周年記念演奏会を郡山市民文化センターで開催した。その際に、2011(平成23)年、東日本大震災の年の9月にロサンゼルスで開催された南加日系合唱祭に招かれたときに交流を得たロサンゼルスメンズグリークラブの一同が来日、友情出演により親善を深めた。
2017(平成29)年4月の磐越西線郡山富田駅のオープンセレモニーに出演、男声合唱を演奏して開業を祝したことも記憶に残ることであった。同年5月、ビッグパレットでの日本動物学会開会セレモニーでも合唱を披露し祝意を示した。
2019(平成31)年4月に郡山市民文化センター(けんしん郡山文化センター)で創立20周年記念演奏会(ご支援ありがとうコンサート)をFCT少年少女合唱団の賛助出演を得て開催した。また、同年7月、創立20周年記念事業としてハワイホノルルの末日聖徒イエスキリスト教会タバナクル聖堂において福島県人会有志の応援のもと「東日本大震災復興支援ありがとうコンサート」を当団の演奏、岩手大学合唱部演奏、辻恵子氏のフラダンス、郷土歴史家橋本捨五郎氏の講演と充実した内容で実施した。また、翌日には日系マウラナニ老人ホームを訪れ、慰問演奏をし、好評を得ることができた。
2020(令和2)年以降は、新型コロナウイルス感染等により練習もままならず、演奏活動はしていないが、「合唱活動を通して社会貢献」は当団の設立時からの基本方針でもあることから、これからも社会に役立つ合唱団でありたいと思っている。