萩姫まつりは、献湯祭や萩姫パレードなど様々な催し物が開催されており、毎年趣向を凝らしたものが行われている。
特筆すべき行事としては、2016(平成28)年の萩姫まつりは、開催50周年記念事業で京都から磐梯熱海温泉までを行脚する記念事業が開催された。この事業は、重い病気を治すため京都から離れて500本目の川がある磐梯熱海にたどり着き病気を治したという萩姫伝説をもとにしている。記念事業の一行は5月1日に京都市を出発し、7月31日に磐梯熱海温泉に到着した(『福島民報』2016年8月1日)。
また、新型コロナウイルス感染症の影響は萩姫まつりにも及び、2020(令和2)年と2021(令和3)年の萩姫まつりは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、パレードなどのイベントは中止となり、感染を避けるため神事と分湯の儀のみが行われた。