12.石造法華曼荼羅供養塔(せきぞうほっけまんだらくようとう)

 

県指定重要文化財(考古資料) 昭和28(1953)年10月1日指定

所在地郡山市大町二丁目14-1
所有(管理)者名阿邪訶根神社
アクセス郡山駅前からコスモス循環西ノ内先回り、西ノ内経由希望ヶ丘・うねめ団地行き、西ノ内経由大槻行き、医療機器開発支援センター経由百合ヶ丘行き、市営テニスコート経由百合ヶ丘行き、舞木経由三春行き、船引駅前行き、南東北病院経由宝沢レイクタウン行き、八山田循環南東北病院先回り、南東北病院・フェスタ経由本宮駅行き、南東北医療クリニック経由富久山循環南東北病院先回り、あすなろ循環西ノ内回り、赤木下車徒歩5分
「郡山市の文化財」マップで位置を見る

 高さ275cm、幅133cm、厚さ31cmで安山岩質凝灰岩で造られ、頭部は山形をしています。

 曼荼羅というのは、多くの仏や菩薩の像を祭るようすを図会で表したものですが、この供養塔の図は三重の円になっていて、仏の姿を古代インドの文字である梵字一文字で表す種子が用いられています。中心となる仏は阿弥陀を意味する種子で月輪(円相)をもち、そのまわりに4個の種子が配列され、上の方には観音を表わす種子が刻まれていますが、下の方には勢至を表したと思える種子が見えます。さらにその外側には8個の種子が刻まれていますが、よく読み取ることができません。曼荼羅の下方は、全部を読みとることはできませんが僧名が刻まれています。

 左上部に1067(治暦3)年の年号(平安時代中期)が入っておりますが、おそらく後世に刻まれたものと考えられます。しかし、種子や人名からみて、これが作られたのは鎌倉時代初期頃のものと想定でき、大変貴重なものであることに変わりはありません。

この他、ここには…

ちょっとブレイク

雑踏の中の鎮守の森

阿邪訶根(あさかね)神社は、別名・総産土神社と呼ばれ、地元の人は親しみを込めて「うぶすなさま」と呼んでいます。ちなみに“産土”とはその土地を守る神様のこと。国道4号線すぐ近くを通っていますが、鎮守の森の緑が心を和ませてくれます。